弊社代表の故郷 秋田県能代市二ツ井町への想い 我が故郷今ここに想う

秋田県能代市二ツ井町のカモシカと紅葉

我が故郷今ここに想う
私の故郷秋田県能代市二ツ井町、自然環境とそのロケーションは日本ーと胸を張って皆様方に誇れる素晴らしい町です。水清らかで滔々と流るる米代川、藤琴川、そして阿仁川の三川交わる合流地点の我が故郷二ツ井町。
ここ最近夏季になりますと自分で造った手製のカヌーで米代川の川下りを楽しんでおられる愛好者の人々が年々増えているようです。また鮎、イワナ、さくら鱒など釣りマニアにとっては放ってはおけない絶好の釣り場であることも知られております。

秋田県能代市二ツ井町のカモシカと米代川

そして秋田杉の原生林として知られている七座山、徳川の江戸時代から幕府保護のもと自然美豊で目に染みる深緑が印象的です。また七座山は八郎太郎伝説の舞台であったとして語り継がれてもおります。さらに七座山麓の麻生天神地区には今でも東洋一の規模を誇る秋田杉の貯木場跡地もございます。
春は町のシンボルのきみまち阪県立自然公園、桃色満開、桜の花に包まれながら憩いの場としての花見が最高です。さらに秋になりますと炎のように燃え盛る山一面の紅葉とダイナミックな屛風岩との景観には目を見張ります。視界360度どちらを向いても息つく暇もないほどその自然の美しさには深く感動をおぼえます。

きみまち阪県立自然公園の桜と紅葉

この辺で二ツ井町の歴史につい触れてみたいと思います。
江戸時代初期に常陸の国から秋田に佐竹義宣が国替えとなり菩提寺の天徳寺の末寺として天神山清徳寺と寺山号を公称、その佐竹義宣に仕えた梅津政景(宇都宮出身)が二ツ井の知行地を賜り天神山清徳寺を開基家とし3石を寄進、寺を庇護しました。また家老や勘定奉行として活躍し二ツ井町の岩堰用水の治水整備などに努めたようです。そして清徳寺の墓地には梅津家の墓と梅津公彰徳碑が有ります。

秋田県能代市二ツ井町の七座山

また近代社会の入り口として戊辰戦争がございました。無念にも戦死した佐賀、小城両藩の官軍八勇士の墓が二ツ井町の清徳寺にあります。明治天皇が東北巡幸のおり随行した参議の大隈重信が二ツ井在所から清徳寺に代拝した大隈重信直筆の寄進札を含む3点が残在して有ると言います。後の昭和12年に「肥州藩八勇士之墓有リ」と刻んだ碑を参道入り口に建立。毎年10月同寺で追悼の集いを開き郷土の歴史が語り継がれております。

秋田県能代市二ツ井町の七座山と米代川

このように自然美豊で歴史に富んだ故郷二ツ井町で育んで参りました私共(会長と私)故郷の能代市二ツ井町の先代の方々そして近年、未来へと能代市二ツ井町発展の為に励んでおられます皆様に対して心より感謝申し上げます。

代表取締役社長
菊地 邦雄